AVG Antivirus 2015をインストールしてThunderbirdを開くと「暗号化された通信によりメールスキャナが~」うんぬんと警告がでました。少し調べてジャストな情報が出てこなかったので下記にまとめます。
# 使用環境
Thunderbird 45.0で複数アカウント管理している。
各メールアカウントは平文とSTARTTLSのどちらかの認証方式を使用している。
AVG Antivirus 2015 FREEを使用している。
# 設定方法
AVGのメールスキャナの設定を開き、メール保護>メールスキャナ>サーバー>POP/IMAP/SMTPにThunderbirdのアカウント設定から各メールアドレスのサーバ設定項目を見ながら設定を加えていく。
サーバ名はメールプロバイダの名前を任意で入力する。
ログインの種類は自動で問題ない。固定ホストを選択してメールサーバーとポートを同一にしたほうが確実。
追加設定のローカルポートは適当なAVGの各サーバー設定で一意の((10000から1繰り上がりの連番等)を割り当ててください。
接続についてはThunderbirdの「認証方式」によって次の通りに設定する。
- 平文:定期
- STARTTLS:通常ポートで安全
- TLS:専用ポートで安全
※「専用ポートで安全」は試していないので間違っているかもしれません。
私の手順としてはPOP/IMAPを登録してからSMTPをAVGに登録していったのですが、STARTTLSを使用しているメールアカウントに対するAVGのSMTPサーバーの設定を追加しないと問題が解決しませんでした。逆にSMTPさえ入力してしまえばPOP/IMAPの設定は必要なかった可能性も?現状では問題なく動作しているので手間をかけて確認を取るところまではしませんでした。
# 参考
接続の選択方法についてはAVG7.0FreeのPersonal E-Mail Scannerの設定を参考にさせていただきました。
基本的に「標準」が「定期」に変わっているだけの模様。
通常ポート・専用ポートは次の訳語らしい。
Secure to dedicated port (TLS)>専用ポート(TLS)
Secure to regular port (STARTTLS)>標準ポート(STARTTLS)
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